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矯正歯科の治療を行う目的には、歯並びを美しくすること以外に「噛み合わせを適正にする」ことも含まれます。
矯正治療が必要な歯並びだと、そもそも歯の位置がずれているため噛み合わせも良くない状態であることが非常に多いのです。治療せずに放置すると全身の不調につながる可能性も少なくありません。
ここでは、歯並びと健康のかかわりについてご紹介します。
鏡の前に正面に立ち、「イー」と奥歯を噛み合わせます。
その状態で下記をチェックしましょう。
姿勢よく立って、横からの歯並びもチェックします。
大人の場合、歯は左右に7本ずつあり、上の歯で合計14本、下の歯で合計14本。
計28本の永久歯が揃っていてることになります。
大きく口を開いて全体を見て、歯の数や親知らずがないかどうかも見て見ましょう
歯並びが悪くなってしまったり、噛み合わせがずれてしまう原因には次のような事が考えられます。
良く噛まないでも食べられる柔らかい食事を続けていると、顎が十分に発達できずに小さくなります。
その小さい顎に対して歯が並びきれないため、歯並びがガタガタになってしまいます。
舌を突き出すクセや指しゃぶりなどのクセがある場合、前歯が噛み合わなかったり出っ歯になる原因にもなります。
歯の大きさや本数は遺伝があります。親が受け口である場合、子供も受け口になる事が多いようです。
歯の噛み合せが悪いことによって、様々な症状が引き起こされることがあります。
歯と歯の間が開いていたり、重なっていてボコボコとしている場合、ブラッシングが難しく虫歯の温床になりやすくなってしまいます。
ブリッジなどは歯が同じような角度で生えていないとかぶせる事ができません。将来的に歯の治療をしようと思った時に、かぶせ物が作れないこともあります。
本来歯がきちんと並んでいる場合、それぞれが噛むときの力を分散して受けていますが、かみ合わせが悪いとうまく分散されずに特定の歯へのダメージが強くなってしまいます。
歯並びは体全体の骨格にも影響しているので、その骨につながっている筋肉にも影響があります。そのため肩こりや頭痛といった症状を引き起こすこともあります。
※2019年10月現在、各公式サイトで公表しているインビザラインプロバイダーランクです。